写真がなかなか撮れなかった時代 ― 2011/03/23 19:53
写真がなかなか撮れなかった時代があった。写真家になるには写真学校か大学の写真部のようなところで勉強して、モノクロ写真撮影から現像・プリント技術をマスターして写真家になっていったと思う。

私が最初買ったカメラはキャノン1眼レフだったが、すぐにマウントを変更されて、ニコンFに変更した。ライカM4とキャノン7ブラックも使っていた。
ストロボは外付けのバッテリーを使う、ガイドナンバーの大きな物を使った。(カコP-5?)
コンタックスRTSと139も二台体制で一時使ったが、シャッターが不安で使わなくなった。(シャッターがバウンドしてフィルムの端の部分が暗くなることがあった)
ストロボは外付けのバッテリーを使う、ガイドナンバーの大きな物を使った。(カコP-5?)
コンタックスRTSと139も二台体制で一時使ったが、シャッターが不安で使わなくなった。(シャッターがバウンドしてフィルムの端の部分が暗くなることがあった)

コンタックスが不調でニコン体制に戻してニコンFフォトミック2台体制から、露出がオートのニコンFE/FAも手に入れて撮影していた。
このニコンFAはナンバーが展示用のナンバーだと聞きました。
(ナンバーの前に赤文字のDが刻印されている)
黒川能はほとんどコンタックス・ニコンで撮影していたが、キャノンのオートフォーカスが実用レベルになり、酔っぱらっていても、押せば写るカメラへまた変更した。(軟弱ですね!)
そんな時代に撮影したモノクロフィルムをデジタル化している。
春日神社での脇能 前の場面で船が出てきます。なんという能でしょうか。(1976年昭和51年春日神社舞台で撮影「竹生島」です)
このニコンFAはナンバーが展示用のナンバーだと聞きました。
(ナンバーの前に赤文字のDが刻印されている)
黒川能はほとんどコンタックス・ニコンで撮影していたが、キャノンのオートフォーカスが実用レベルになり、酔っぱらっていても、押せば写るカメラへまた変更した。(軟弱ですね!)
そんな時代に撮影したモノクロフィルムをデジタル化している。
春日神社での脇能 前の場面で船が出てきます。なんという能でしょうか。(1976年昭和51年春日神社舞台で撮影「竹生島」です)

昔は蝋燭がこんなに並んだのですね!

蝋燭が均一に燃えるよう食塩で土手を作り、ロウが流れ落ちないように若い衆が番をする。

蝋燭の明かりのもとで、大地踏のあと「所仏則翁」が翁太夫により舞われる。(黒川能の舞台も明るくなり、幽霊が出にくくなっているのではないか。何かの本に京都が明るくなり、物の怪は郊外のほうにしかいなくなった。というようなことが書いてあった)

能「殺生石」石が割れて、狐が飛び出し来たところ。
この時代フィルムはコダックトライXISO400を増感して800で撮影。シャッタースピードは1/15~1/30・絞りf2.8位で撮影。間がいいとこんな写真も撮れた。この時代フィルム1本で2~3カット良い写真があればマアマアだった。
この時代フィルムはコダックトライXISO400を増感して800で撮影。シャッタースピードは1/15~1/30・絞りf2.8位で撮影。間がいいとこんな写真も撮れた。この時代フィルム1本で2~3カット良い写真があればマアマアだった。

猩々も跳ねます。
こんな写真を撮れるのがうれしくて黒川へ通った。(そうでもないかお酒の方が魅力?でも良く飲み過ぎて失敗していました)
カメラがデジタルになって、つくずく思うのですが、年々写真が下手になってきているのではないか。
今はなにも考えなくて押せば写る、だれでもカラー写真が綺麗に撮れる、すこし値段の高い1眼レフとF2.8クラスの明るいズームレンズを入手すれば、暗い舞台でもそこそこの写真が撮れます。
自称能カメラマンとしては、何かプラスアルファーを写真に入れて行かないとダメダとつくずく思うのです。それが難しい!!
カメラ2台体制というのは1台がモノクロフィルム、1台がカラー写真を撮っていたが、カラーポジフィルムは2倍増感していたので粒子が荒れていた。公式黒川能カレンダーを10年間作ったが、カレンダーの大きさだと、ハッセルで撮影しないと使えなかった。
参考にタングステンフィルム感度 ISO160 を2倍増感して 640 で撮影。 シャッタースピード 1/15 1/30 1/60 位 絞り F 2.8
(標準レンズ使用)
そういえば、私が最初に買ったデジタル1眼レフはKissNの800万画素製品で ISO800 で使っていたので、シャッタースピード・絞りは同じような設定で使用していた。(この時代はフィルムカメラ2台とデジ1眼レフ1台の3台体制でした。)
舞台写真家は比較的安いカメラを使っています。フィルム時代だとEOS100 とか EOS-7 シャッター音が小さいからです。高級1眼レフは比較的シャッター音が大きいため使えません。デジタルEOS系だと-5Ⅱは音が小さいです。私は60Dと50DとKiss X4 とメモ用G9です。
長くなったのでこれくらいで・・・・
こんな写真を撮れるのがうれしくて黒川へ通った。(そうでもないかお酒の方が魅力?でも良く飲み過ぎて失敗していました)
カメラがデジタルになって、つくずく思うのですが、年々写真が下手になってきているのではないか。
今はなにも考えなくて押せば写る、だれでもカラー写真が綺麗に撮れる、すこし値段の高い1眼レフとF2.8クラスの明るいズームレンズを入手すれば、暗い舞台でもそこそこの写真が撮れます。
自称能カメラマンとしては、何かプラスアルファーを写真に入れて行かないとダメダとつくずく思うのです。それが難しい!!
カメラ2台体制というのは1台がモノクロフィルム、1台がカラー写真を撮っていたが、カラーポジフィルムは2倍増感していたので粒子が荒れていた。公式黒川能カレンダーを10年間作ったが、カレンダーの大きさだと、ハッセルで撮影しないと使えなかった。
参考にタングステンフィルム感度 ISO160 を2倍増感して 640 で撮影。 シャッタースピード 1/15 1/30 1/60 位 絞り F 2.8
(標準レンズ使用)
そういえば、私が最初に買ったデジタル1眼レフはKissNの800万画素製品で ISO800 で使っていたので、シャッタースピード・絞りは同じような設定で使用していた。(この時代はフィルムカメラ2台とデジ1眼レフ1台の3台体制でした。)
舞台写真家は比較的安いカメラを使っています。フィルム時代だとEOS100 とか EOS-7 シャッター音が小さいからです。高級1眼レフは比較的シャッター音が大きいため使えません。デジタルEOS系だと-5Ⅱは音が小さいです。私は60Dと50DとKiss X4 とメモ用G9です。
長くなったのでこれくらいで・・・・

最後の写真は、黒川能上座の冠子供。
成長して、彼らの子供がいま、冠子供になりました。
今日は春日神社で黒川能が演じられました。ガソリンが入手困難で今回はパスしました。
NHKの黒川能の放送が昨日ある予定でしたが、なかったようですね。あと2回放送がある予定なので調べて書きます。 以上
成長して、彼らの子供がいま、冠子供になりました。
今日は春日神社で黒川能が演じられました。ガソリンが入手困難で今回はパスしました。
NHKの黒川能の放送が昨日ある予定でしたが、なかったようですね。あと2回放送がある予定なので調べて書きます。 以上
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