能楽写真家協会展終了2011/03/03 01:19

 能楽写真家協会展が終了した、本格的なギャラリーで開いた写真展でいろいろ課題も見えてきた。14時からフレームマンの人が写真をはずした。
写真がはずされて
 アンケートを集計中です。デジタルカメラの問題点を指摘する方もいました。 囃子方の方からはなぜ自分たちが写っていないかと指摘もされました。肖像権問題を知恵を出して解決しないと難しい話です。
 閑話休題 遅ればせながら、つれあいが、ひな人形を出した。高山の土人形のおひな様である。何年ぶりに出したか忘れてしまったが、素朴で良い物である。
高山土人形のおひな様

 古いレコードを処分するために、一度聴いてから廃棄したいので、フォノイコライザーアンプをヨドバシで買ってきた。秋月電子で組み立てキットがあるか聴いてみたが、レコード用のアンプなんてもう売っていない、明日は接続してJAZZレコードを聴いてみよう!!

黒川能と朝日ソノラマレコード盤2011/03/05 22:08

 レコード盤を整理中で不要の物を廃棄しているが、レコードプレーヤーのフォノイコライザーアンプを秋葉原で購入してきた。

 昔のアンプは、レコード用入力ピンジャックがあったが、CD時代になって、レコード入力用端子が無くなってしまい、AUX入力だけになってしまった。レコードプレーヤーの出力は小さいため、AUX端子につないだだけでは、音が小さくきれいに再生出来ない。
 とりあえず、一番安いフォノイコライザーアンプを買ってプレーヤーにつないでみた。レコード盤をかけると途中で同じ場所を何回も再生してしまい、正常に再生できなかった。

 原因はレコードプレーヤーのアームがリニアモータで動くのだが、途中でとまってしまい、針が追従せずに同じ場所にあるため、同じ場所を再生してしまう。あとで、ばらしてオイルをつけてみよう。
某社のプレーヤー


黒川能レコード

音源をデジタル化できたら報告します。 続く!!

ウオークマンと、もどき製品2011/03/07 16:13


ウオークマンと、もどき製品
 音楽プレーヤーが4台になった。初代購入製品はクリアイテブのMuVo2これはかってすぐバラシテ中の5GbHDDを取り出してデジタルカメラのメモリーとして使用。この当時はCFカードがかなり高かったので、かなりの人が、バラシテ中身だけ使っていた人が多かった。
 2台目が東芝のギガビート、3台目がクリアイテブのHDD大容量製品(右から2番目)、その次はトランセンドの製品、5台目がソニー製品NW-S716F。
 結論的にはソニー製品が良かった。理由は前の製品は聴きたい音楽をすぐには選べないようになっていた。ソフト特許の関係なのだろうか。(東芝製品は選べるが、音の録音規格が東芝独自の規格で汎用性がない。音楽再生中にHDDがフリーズしてしまい動いたり動かなかったり。私の持っている製品までが、独自規格らしい)

 トランセンド製品はモノラル録音機能(ボイスレコーダー)を使っていたが、ステレオ録音したくてソニー製品もためしで中古を購入した。パソコンを使わないでダイレクト録音できるのも購入理由(私のトランセンド製品も聴きたい音楽をすぐ選べない)

 ソニーはウオークマンの成功体験でデジタル化に遅れをとり、デジタルオーディオ規格でも自社規格にこだわり、アップル負けたと言われているが、その通りだろう。最近はアップルがモデルチェンジして小さくしすぎて、ソニーといい勝負になったと聞いたことがある。(アイホンが売れてるが、それは音楽プレーヤーにはカウントされないらしい)

 黒川能レコードの音のデジタル化にウオークマンを使ってみようと思い購入したが、プレーヤーの修理が必要でまだ時間がかかりそうだ。

 今日は雪だった!!

 



1980年代モノクロ写真館2011/03/10 16:15

 モノクロベタ焼き写真を廃棄するため、ベタ焼きもデジタル化している。今年の上座当屋当人(釼持松雄師)が孫(釼持一行君)をつれて、王祇降ろしのあとのご馳走をいただいている写真があった。

釼持松雄師
 釼持松雄師とお孫さん 大きくなって今年は王祇守!!
1986年2月1日撮影
 お孫さん、釼持一行さん今年の当屋ではおじいちゃんの前で能「絵馬」のノチしてを勤める。上座舞方ホープの一人!!

千年の松
台風で倒れてしまって今は無い「千年の松」と当屋の使い。
1986年1月31日撮影

 レコード盤のデジタル化を進めているが、我が家の2台のレコードプレーヤー、1台は不良でもう一台は何とか動いている。
 動く方のプレーヤーはリニア駆動のアームが途中で止まってしまい同じ場所を何回も再生するが、輪ゴムを3本つけてアームを引っ張りとりあえずは動くようになった。
 朝日ソノラマのレコード盤のデジタル化完成した!!
 現在は針を落としたことのないJAZZレコード盤のデジタル化に挑戦中!!

アサヒソノラマレコード続き2011/03/11 11:55


ジャケット裏面
ジャケット裏面です。
 このレコードは1973年発売されたレコードで、取材は上座遠藤甚吉当屋、下座大滝明当屋のとき取材したものらしい。

ジャケット写真・上座提灯持ち・遠藤啓一。上座王祇守・遠藤甚一。
 レコードA面は、語り・小沢昭一師による、祭りの風景
 レコードB面に入っている演目は
1:弱吟「杜若」下座
2:強吟「羅生門」上座
3:狂言「靭猿」上座
4:早笛「河水」上座
5:神楽「絵馬」上座
 が録音されているが(全体的に録音レベルが低いというか、シテ・謡方の声が小さい)狂言「靭猿」を聴いていて役者の顔が浮かんできた。
「靭猿」大名・釼持冨男(たぶん) 猿引き・五十嵐喜一(たぶん) 太郎冠者・遠藤甚勇(たぶん) 小猿・不明(ひょっとして五十嵐某君かな) 当方に1972年王祇祭資料ありませんので、ご存じの方がおりましたら、ご教授ください。

 このレコードの解説文を船曳由美氏が書いているが、私たちが気おつけないといけない文章があるので、自戒も含めて引用紹介したい。

「-略- 伊右衛門さんが笑いながら、ほれハリツケ娘、ここえこいという。私が黒川村へきてから、無礼なマスコミ連中やカメラマンがあいつぎ、年々黒川の祭りの気分が壊れてきた。だからハリツケにして、黒川橋の入り口におったてて、村にくる他人者(よそもん)を阻止したいのだ。それを聴くと、わたしは酔いもさめて、謝るしかない。私を含めて、みずからの祭りを持たぬ人間が、祭りに押し入り、村人をはねのけてお能をみているなどというのは、まさに言語道断、失礼な話なのだ -略-」

 このレコードで使っている写真は島内英佑と朝日ソノラマ本誌編集部となっている。たしか黒川能が太陽で発表されたときは薗部澄師が撮っていたが、上座下座祭りが同時進行するため島内師も撮影して単行本「黒川能」が出来たと聞いている。

 ちなみに1985年に発行された「黒川能の世界」では某有名写真家に写真を頼んだが結局撮れないで、本をどうしようかとなり、それまで黒川能を撮影していた、石田裕・神田佳明・薗部澄・村岡秀夫・渡辺国茂の写真で構成して出版し、黒川能東京公演に間に合わせた。

 JAZZレコードの音源デジタル化も少しずつ進んでいる。
 スィングジャーナルゴールドデスク SPレコードから起こしたレコード THE TEDDY WILSON