今日は歌舞伎座千秋楽 ― 2010/04/28 12:52
4月28日は歌舞伎座の千秋楽、私は26日(月曜日)に午前の部を見てきた。歌舞伎の撮影は版権が松竹にあり、舞台写真家でも専属か、雑誌新聞等の依頼による撮影で一次使用のみ、自分の写真展等で使用する場合は松竹の許可が必要で場合によっては使用料を払う必要がある。私の知っている先輩写真家は、歌舞伎を撮影しませんか、と言われたが、断ったと聞いています。(注:肖像権等の問題があり、当然の権利ですが、写っている人の全員の許諾が必要で手続きが面倒です。そのためバックをボカスとか消す等の処理をする場合もある)
第一部の演目は「御名残木挽闇爭」おなごりこびきのだんまり・「一谷嫩軍記-熊谷陣屋」いちのたにふたばぐんきくまがいじんや・「連獅子」れんじし(読み方が難しい)
「御名残木挽闇爭」は曽我物の一つで「寿曽我の対面」の変形らしく、八幡社造営のための柱立ての物語で、歌舞伎座建て替え前のご祝儀演目、ごったに的役者の総揃いで、登場人物全員に見せ場のある演目、海老蔵の見栄のより目スゴイ。
「一谷嫩軍記-熊谷陣屋」は村芝居でも演じられるおなじみの演目。中村吉右衛門師が熱演。役者は足腰が丈夫でないとつとまらない、黒子の座椅子を差し入れる、さりげない所作に感動。中村富十郎の弥陀六は鎧櫃を担がないですむ演出。
「連獅子」は中村屋中村勘三郎家の三匹獅子、すばらしかった。間狂言の「宗論」は狂言の宗論を歌舞伎に取り入れたもので橋之助と扇雀がおもしろかった。ニコンのちょっと大きい望遠鏡で舞台を見ていたが、扇雀が親の若いときとそっくりなのに、ちょっと驚いた。勘三郎師も同じだが。
新歌舞伎座は三階席でも花道が見られるように設計してあると思いますが、期待しています。
第一部の演目は「御名残木挽闇爭」おなごりこびきのだんまり・「一谷嫩軍記-熊谷陣屋」いちのたにふたばぐんきくまがいじんや・「連獅子」れんじし(読み方が難しい)
「御名残木挽闇爭」は曽我物の一つで「寿曽我の対面」の変形らしく、八幡社造営のための柱立ての物語で、歌舞伎座建て替え前のご祝儀演目、ごったに的役者の総揃いで、登場人物全員に見せ場のある演目、海老蔵の見栄のより目スゴイ。
「一谷嫩軍記-熊谷陣屋」は村芝居でも演じられるおなじみの演目。中村吉右衛門師が熱演。役者は足腰が丈夫でないとつとまらない、黒子の座椅子を差し入れる、さりげない所作に感動。中村富十郎の弥陀六は鎧櫃を担がないですむ演出。
「連獅子」は中村屋中村勘三郎家の三匹獅子、すばらしかった。間狂言の「宗論」は狂言の宗論を歌舞伎に取り入れたもので橋之助と扇雀がおもしろかった。ニコンのちょっと大きい望遠鏡で舞台を見ていたが、扇雀が親の若いときとそっくりなのに、ちょっと驚いた。勘三郎師も同じだが。
新歌舞伎座は三階席でも花道が見られるように設計してあると思いますが、期待しています。
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