榊屋敷での大地踏 ― 2011/02/09 22:45
2月2日早朝、当屋での能が終わると下座では食事をとり榊屋敷へ能太夫と囃子方、地謡方の選ばれた人たちがあつまる。「大地踏」をするためと七度半の使いを待つためである。

王祇様に礼拝のあと、大地踏がある。

王祇様の要を当屋当人が支え、王祇様の両側を王祇持ちと提灯持ちが支えて、王祇様を広げその前で幼児が大地踏をする。

大地踏をする幼児は、このあと神社でも大地踏をするが榊屋敷では王祇様の前でだけ大地を踏みしめる。
大地踏が終わると上座からの七度半の使いを待つ。
大地踏が終わると上座からの七度半の使いを待つ。

七度半の使いは前日の夜中に上座に来た暁の使いに対しての答礼です。使者の後ろの提灯持ちは来年の使者の予定者である。

提灯持ちは所仏則の翁を勤める、釼持英正さん。
このあと使者は玄関へ来て七度半の口上を伝えるが、半というのは最後の口上は「お上りくださりませえともうしこします」というところを「お上り!」で切って帰って行くからである。
このあと遊びの庭で下座の王祇様を待ち、ともに神社へ上り、朝尋常になる。
このあと使者は玄関へ来て七度半の口上を伝えるが、半というのは最後の口上は「お上りくださりませえともうしこします」というところを「お上り!」で切って帰って行くからである。
このあと遊びの庭で下座の王祇様を待ち、ともに神社へ上り、朝尋常になる。

次回は上座当屋での能の予定!!
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